虫喰鐘(むしくいがね)
神社のお堂にある鐘、江戸時代に造られ虫が食べたような姿から『虫喰鐘』と呼ばれ、日本三大奇鐘の一つに数えられています。また、この鐘にまつわる二つの悲しい伝説が残っています。
一つは、この鐘を造るときにある娘が大切にしていた鏡を溶かしてしまい、そのことを悲しんだ娘が虫となりつり鐘をはって食い尽くすという説。
もう一つは、この神社の宮坊がつり鐘造りの材料を探すのに全国を旅していたら、ある夫婦が亡くなった娘の形見である鏡を奉納して鐘を造ったら、この宮坊の枕もとに娘の亡霊が現れ、その晩からつり鐘が虫が喰ったようにボロボロと腐食を始めたという説。
どちらも鏡にまつわっているのまた不思議な話ですが、今では、大晦日の晩に除夜の鐘がつかれています。あなたの目で現物を見てみるのもいいかも。
|